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教員は進路指導できない?という問題

僕が高等学校に勤めていた頃、高校に進学した生徒に対して、教員が一番やってあげないといけないことは、生徒の希望する進路に送り出してあげることだと考えていました。

生徒は希望の進路を実現するために勉強に励んだり、得意なことを活かして部活動に励んだりするわけですよね。

先生たちは、どうにか進路指導の勉強をして、少しでも生徒の納得の行く進路に進めてあげたいと思っているはずです。だけどきちんと進路指導ができるのかと言うと僕はほぼできないと思っています。

なぜ教員は進路指導できないのか

教員以外の経験が乏しい

まず1つ目は「教員以外の社会人経験が乏しい」ことです。僕はいろんな学校を経験しましたが、その中で教員以外の職業に就いてから教員になった人は、ほんの数名でした。

つまりほとんどの教員は高校卒業後ほとんどが大学に進学し、そこで教職課程を修了し、大学卒業後はそのまま教員として学校に勤めているわけです。

教職以外の職に就いてから教員になっている人が必ずしも偉いという訳ではないですが、教員の常識は世間の非常識とよく言うように狭い世界でしか通用しない考え方で学校は成り立っています

大学に進学する、ということに関しての進路指導はできると思うのですが、それ以外の道に進もうとする生徒に適切なアドバイスができるかと言うと社会人経験が乏しい教員にとっては難しいと思います。

堅実な進路先ばかり勧める

これも上に書いた社会人経験の乏しさから来るものと学校という狭い世界の中でしか生きていない先生が多いからだと思いますが、とにかく堅実だと言われている進路先をやたら勧めます。

専門学校よりは大学、一般企業よりは公務員っていう感じですね。

アイドルや女優、歌手やアーティストなんてもっての外です。そういった進路を生徒が希望したとして「よし!じゃあ頑張れ!応援しているから!」と言ってくれる教員って何人いるでしょう。大半は「厳しい世界だから・・・」ということで進路変更するよう説得すると思います。

ブロガーやユーチューバーなどを目指すと言ったらバカにされるでしょうね・・・。

実際、僕も高校3年生の担任をしている時、生徒の中には声優志望の子や、歌手を目指している生徒がいたのですが、僕は応援してあげることができませんでした。その時は自分自身、教員しか経験が無かったので、つい堅実なところを勧めてしまいました。

歌手を目指したいです!
もっと現実的な進路を考えたほうがいいよ

「そういう職業で生活していけるのはほんの一握りだよ」とか
「売れるまでは収入的に厳しいよ」とか
「もう少し現実的に考えた方がいいんじゃない?」という
言葉です。

でもこれからの時代大企業だから安泰、公務員だから安泰っていうのはありませんよね。一昔前は安泰だと思われていた価値観は急激に変わってきています。

▼先日有名なマナブさん(@manabubannai)もこういうツイートをされていました・・・

これは本当に僕も感じています。

僕が教員を辞めたのは、心身を病んだからとかでは無く、このまま勤めていても「スキルが身につかない」からでした。それにマナブさんは公務員もリストラされる時代とツイートしていますが、いずれ本当に公務員もリストラされるorリストラはされないにしても、低賃金で働く、のどちらかになると僕も思っています。

自分も転職してみて

そんな僕も実際に転職をしてみると、世界が広がるのが実感できています。それと同時に「今まではなんて狭い世界だけでしか見てきてなかったんだ!」という気にもなりました><

体育の教員からIT業界へ転職を目指すと言った時は周りから「絶対無理」だと言われてきましたが、実際に転職できています。

結局人の意見に左右されず、自分で決めた道を進んでいくというのが一番なんですね。僕が仮に今、教員に戻ったとしたら生徒がやりたいと言ったことに関しては全力で応援してあげたいと思います!(まぁ戻る予定はありませんが(^_^;))

親や教員の「あなたのことを思って言ってるんだよ」という言葉が本人の人生を大きく邪魔していることに気づいてくださいね。

もし今このBlogを読んでいる生徒・先生がいたら是非、

自分が信じる道を信じて」行動をしてみてください!